朝倉

2021年5月27日3 分

【5月28日】サンゴを植樹してサンゴを守る方法

最終更新: 2021年5月29日

エダミドリイシ群集のエリアでよく見かける、このような光景。

枝が折れてしまっていますが、ひと塊のサンゴは1個体というわけではないので、折れてしまっても即死んでしまうということはありません。

もちろんそのままの状態でも、生き残り、育ち成長していくものもあります。

しかし画像の中の枝で白くなっている部分は、残念ながら死んでしまっております。

折れてしまった枝をより生きやすい環境に移動し、その状態をキープしてあげれば良いわけで、それが俗にいう「サンゴの植樹」の意義の1つだと思います。

それってダイバーだからこそできる自然環境の保全活動ですよね。

じつはエダミドリイシのような造礁性サンゴが海の中に自生していることの恩恵って、挙げてみると意外にたくさんあるんです。

そのことをずっと前からちゃんと理解し、地道にコツコツ活動をしてきたダイビングインストラクターが、ダイビングショップ「ザ・ダイブファクトリー」の木村幸成さん。

そんな木村さんがこのたび、こういうコースを作りました。

「サンゴがたくさんあるのね~、そこには小さな可愛らしい魚たちが共存していて、じつにトロピカル♪ カメラを出してパチッとシャッターを切る・・・。」

もちろんそれだけだって楽しければイイと思いますが、もっとサンゴのことを知ると楽しさは絶対に倍増するはず!!

「なんでこんなにたくさんのサンゴがここにいるの!?」

「去年より減ったかも、なんで!?」

「サンゴ群集にはなんでこんなに可愛らしい魚たちが戯れているの⁇」

などなど、『なんで?? なぜ!?』ってことを自分たちで紐解きながら、実際にダイビングをしながら確認してみる・・・。

楽しい♪と思いませんか!?

その辺りをしっかりカバーされた『PADIコーラルコンサベーション・スペシャルティコース』。

サンゴを植樹してサンゴを守る具体的な方法が学べます。

しかも東海大学海洋学部のサンゴの専門家の准教授がしっかり内容の監修をして下さっております。

サンゴを守ることも含め自然環境の保全活動って、やってみるとつくづく思うのが、マンパワーの必要性。

サンゴをもっと知って、もっと好きになって、一緒にサンゴを守りませんか⁇

ずっと楽しい海の中の環境がキープされるために・・・。

そして副産物として、ダイバーの皆さんの大好きなフィッシュウォッチングの楽しみ方にも深みが増すはずです。

・・・ってことで、先日行われたこのコースの概要ムービーです。

ぜひ興味のある人は、木村さんに直接お問合せを!!

自分にご連絡をいただいても結構です。

木村さんにしっかり繋ぎますから・・・。

本日の海況

天気/ 晴れ

風/ 南西

風波/ なし

うねり/ なし

透明度/ 4~8m

水温/ 19~20℃

明日は南西の風が強め、晴天の予報です。

うーん、淡島ボートは微妙だなぁ~。