【5月6日(火)】オオミナベトサカについて語る
- 朝倉
- 6 日前
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淡島のダイビングエリアに群生するオオミナベトサカ。
この名は、和歌山県の「南部(みなべ)」町に由来すると言われ、この地域周辺の海で初めて記録されたか、よく見られる種であることから命名された可能性があります。
温暖な海域を好むこの種は、黒潮によって淡島の海にも分散してきたのかなと勝手に予想しています。

ところでこの種は、プランクトンに思い切り依存した栄養摂取メカニズムを備えているサンゴの仲間。
海中に浮遊する微細な動物プランクトンを常に必要とする生活スタイルのため、多少の濁りや潮の流れがあるコンディションになると、ふわっと無数の触手を大きく広げ、非常に見応えのある姿を見せてくれます。
透明度がやや低かった今日の淡島の海では、満開のオオミナベトサカの群生に、サクラダイやアカオビハナダイの舞いが加わり、幻想的な光景を楽しむことができました。
本日の海況
天気/ 雨
風/ 北東
風波/ なし
うねり/ なし
透明度(平沢ビーチ)/ 5~8m
透明度(淡島ボート)/ 5~8m
水温(平沢ビーチ)/ 17~18℃
水温(淡島ボート)/ 17~18℃
明日の予報
明日は南西のち東の風、晴天の予報です。 明日も終日問題ないでしょう。
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