朝倉

2018年7月5日3 分

さらばダークサイド

昨日のオオヤマンのブログにもありましたが、浅場の緑チックなダークサイドはほぼ一掃され、浅場が劇的に良くなりました。

ダークサイドはSF映画の世界でも、海でもやっぱりちょっと遠慮したいところですもんね。

コーホーコーホー、息苦しそうだし・・・。

そんでもって今日の南西の爆風。

普通であれば西伊豆にして、この風ならばまぁだいたいは余程のベテランさんか、マニアックでストイックな方が敢えて挑むような荒れた海を連想してしまいますが、今日も例の如く・・・ここ平沢エリアは、オープンウォーターの海洋実習でも楽勝なほどの穏やかさ。

時には陸上のいろいろなものが吹き飛びそうなくらいの吹き様でしたが、海の中・・・特に西側は穏やか過ぎるほどでした。

さすがに東側の浅場は波が少し当たることで、ユラユラが若干ありましたけどね。

そんな砂や泥がそのユラユラによって、うんと舞い上がってしまいそうな浅場でも透明度は5mほど。

そこから徐々に深度を下げれば、徐々に視界は開け、透明度は12mほどになりました。

そしてうんと冷たい潮には当たらず、今日自分が入ったタイミングでは、水温は22~24℃と快適さ抜群!!

おかげで75分も入っちゃいました。

ところでこの時季のフィッシュウォッチングは、なんと言っても生態が面白いですよね。

あちこちで縄張り争いや繁殖行動に関連するシーンに出くわします。

例えば、浅場の堂々としたクロホシイシモチと対局にあるようなひっそり感で、じっと卵を口内で保育するキンセンイシモチのパパさん。

そしてこの後絶対ヤルに違いなしといった気合い十分のコウライトラギスのペア。

この他スズメダイやダテハゼなんかも面白かったですよ。

さらに岩場の隙間では、シュンカンハゼ。

うぅ・・・地味すぎる。(>_<)

そしてガイド泣かせのカエルアンコウ。

とにかくよく移動しますし、隠れるのも上手ときては、ゲット率もガクーンと低下しまくり!!

こんな海藻の中に隠れちゃってるんですからね。

とにかく水深10m前後のガイドロープのやや東側・・・海藻絡みで探すのが賢明です。

今日の黒いのはやや小さめで、可愛らしい個体でした。

さて明日ですが、今日ほどではないにしろ、やはり南西の風が顕著になりそうです。

まぁビーチダイブならまず問題ないでしょう。

また今日はオール雨マークの予報だったのですが、降ったり止んだりを繰り返し、でもあまり降られずにすんだかなといった感じでラッキーでしたけどね。

明日はそ雨のち曇りの予報ですが果たしてどうかな⁇

予報・・・あまり当たらないですからね。

#キンセンイシモチの口内保育 #コウライトラギスのペア #シュンカンハゼ #カエルアンコウ