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【8月10日(月)】夏期における午後からの透明度低下の謎

8月10日
読了時間: 2分
奥駿河湾イメージ
奥駿河湾イメージ

猛暑が続く夏の平沢エリアでは、午前中は視界が良好であっても、午後にかけて透明度が著しく低下するという現象が日常的に発生します。

これは水質悪化ではなく、夏期特有の気象と地形的要因が重なることによって起きる必然的な自然現象です。

主な理由は以下の3点かなと思います。


1. 日射による海風と底質の巻き上げ

日中、強い日差しで陸地の空気が温められて上昇すると、そこへ海からの空気が流れ込み「海風」が発生します。

駿河湾奥に位置する平沢周辺では、午後になると南〜南西の風が強まりやすく、それによって起こる風波が浅瀬の細かい泥を巻き上げ、湾内に滞留させることが濁りの最大の要因だと思います。


2. プランクトンの急激な増殖

猛暑による高い水温と強い日射は、植物プランクトンの光合成を著しく促進します。

日昇とともに活発化したプランクトンの増殖が午後に向けてピークに達し、海中が白っぽく懸濁します。


3. 潜水活動による物理的な濁りの蓄積

夏場は利用者様が集中します。

平沢の穏やかで閉鎖的な湾の地形は安全性が高い反面、多数のダイバーのフィンキック等によって一度舞い上がった砂泥が沈殿・拡散するまでに時間を要します。

午前中からの人為的な濁り(人濁り)が、午後にかけて蓄積していくことも視界不良の一因だと思います。


以上のことから、午後の透明度低下は自然の摂理とも言えます。

クリアな海況でダイビングやスノーケリングを楽しんでいただくためには、風が吹かず、プランクトンの活動や人為的な濁りがまだ生じていない「(可能な限り)午前中の早い時間帯」でのエントリーが最も合理的だと思います。



本日の海況

天気/ 晴れ時々曇り

風/ 南西

風波/ なし

うねり/ なし

透明度/ 2~10m

水温/ 23~28℃


午前中一発目に潜ってくださったダイバーさん曰く、透明度は5~10m。 そこから徐々に透明度はダウンしていきました。



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